T500RSのペダル修理
newyamusic(にゅーやみゅーじっく)です。
このページができてからすでに一ヵ月半が経過し、
更新のほとんどをGoemonが精力的にやってくれていることもあり自分の更新を完全に怠っていました。


今回T500RSのペダル「T3PA-PRO」に不調が出たため、その修理をすることにしました。

数日前から出だしたT3PA-PROの症状は主に
ペダル開度が0%及び100%にならないこととペダル半開時の出力のジャダーです。
動画で見ていただくと一目瞭然。



スロットルペダル(一番右)だけが値が0にも100にも届かない状態+ゆっくりと踏み増していく際などに反応が安定しない。
不具合としてはいろんなところでよく聞かれるのでそこそこ症例は多いと思われるものの、修理に関してのページなどは見当たらなかったのでここに作ってみます。

あるラインから分解するとMSYからの補償が受けられなくなるため、すべて自己責任でお願いします、また酷似した症例でもこの方法で治るとは限りません



まず必要なものを用意しましょう。
今回自分が用意したのは
・ドライバー
・六角セット
・はんだごて
・はんだ
・T3PA用ポテンショメーター※
・T3PA用ポテンショメーターのギア※





パーツを揃えるにあたって上の画像にある黒いギアが非常に厄介でした。
ポテンショメーターの種類としては
「B25K」なのですが、
ギアにささる頭の部分が半月上のために普通にはおそらく?手に入らないと思われます。
そのため自分はMSYのサポートへ問い合わせた結果、
T3PA-PRO用のパーツはすでに生産が終了しているらしく、新品は今後手に入らないそう。
しかしながら流石MSY。
T3PA-PROの下位モデルであるT3PAのポテンショメーター及びそのギアが流用できる可能性があることをわざわざ調べて教えてくれました。
ただそのパーツが返品されたものからの抜き取り品とのことで、
その時点では在庫が2つしかなく今後定期的に手に入るものでもないとのこと…
そのためこの半月上の頭のポテンショメーター及びそのギアは、今後通常では手に入らない可能性があります。
なので現在Goemonに通常に電子パーツ屋さんなんかで手に入る「B25K」の頭の形(歯車状)に合うように、
T3PA(PROも含む)用ギアをCADで作成してもらってます。
それが完成したら今後のペダルの不具合のために3Dプリンターである程度作れるようにしようと現在考えていますが、
同じ症状やけどパーツも手に入らんくてにっちもさっちも行かん!!!みたいな方みえましたら、
newyamusicないしGoemonのツイッターとかに気軽に連絡してくれれば対応できると思います。
恐らく販売という形になると思いますが(やはり3Dプリンターなどコストがかかるため)、気になる方は気軽に話しかけてください。
完成したらそれも記事としてあげます。




前置きがひじょーーーに長くなりましたがやっとこさ本題。

まず最初にすることは分解です。
当たり前ですが分解しないことには始まりませんので、



こんな状態になるまでひたすら分解しましょう、分解はネジと六角を回すだけで誰でもできることなのでカット。
分解ができてペダルの構造と付け根のポテンショメーターが顔を出したらここに注目。



シルバーのフレームの下側のこの黒いプラスチックのカバーを外します。
ネジでとまっているので反対側の穴からドライバーを突っ込んで外しましょう。
そしてカバーがとれるとポテンショメーターのケツが見えます。
あとはこの赤く塗られたナットと頭の黒いギアを外したらポテンショメーターがとれます。
もしこの黒いギアを再使用したい場合は外すのに超細心の注意を払ってください、簡単に弾け飛びます。
またペンチなんかでつかんで引っこ抜こうとするとギアのかみ合わせ部分が簡単につぶれてパーになります。
ラジオペンチなんかで両方ともの下に食い込ませて、てこの原理で引き抜くのが多分無難………か?
いずれにしろ純正状態ではギアが接着でもしたんかってくらい強固にくっついてるので十分注意してください。



ちなみにこの赤く塗られているところを外すと塗装がはがれるので分解したかどうかがメーカーにばれます。
そうすると保証が受けられなくなるのでもし分解する場合は覚悟の上でどうぞ。
不安ならこの状態で接点復活材とか吹いてみると運が良ければ治ったりましになったりするかもしれない……

んでポテンショメーターを外したら新しいのを付けましょう。
今回は長ーい前置きに書いた通りいろいろあってT3PA用のポテンショメーター及びギアを使用します。
そのため加工なども一切必要なく、取り付けも楽でした。
家の近くの電子パーツ屋さんで手に入る「B25K」も形が頭の形状以外完全に同じだったので、
ギアの製作が完了すれば同じ手立てでつけられそう…。



そしたら容赦なく長い配線を切る、剥く、繋げる!!



今回は吊り下げ式ペダルとして使用したときのスロットル部分なので、真ん中の配線が青色です。
赤と黒の配線はどのペダルでも共通のため、上の画像でしているように左から順に黒色、〇色、赤色とつなげばOKです。
確かブレーキは黄色でクラッチは忘れた。

良い感じに絡ませたらはんだ付けしましょう。




そしたら養生テープを巻いて出来上がり。



あとはペダル側のギアとの回転角をちゃんと合わせましょう、組み立ててから途中で回らんとかなったらまた分解せなあかんので…
自分はブレーキとクラッチのポテンショメーターと同じ角度に超入念に合わせました、なんか不安やった。

合わせたあとがこちら



ここまで来たらあとは外したものを組み立てて完成!

コントローラーの修理とか難しそうとか思っている人結構いますが、こう見るとめちゃくちゃ簡単でしょう。
過去にサイドブレーキを自作したことがありますがそれと比べればなんて楽なことかと…それを生業にしとる人からすればうんこレベルですが。

とりあえず今回は以上。


 
         
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